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ラベリング効果とピグマリオン効果 人を動かす心理学 出来る上司になるには?

ラベリング効果とピグマリオン効果 人を動かす心理学 出来る上司になるには?

人を動かす事は、意外と簡単かも知れません。

出来ない上司は、「俺の部下は、全然出来ない」と嘆いています。

その嘆きこそが、部下を「出来ない部下」にしているのだとすれば??

 

出来ないのは、貴方の方ですよ。

 

今回は、人を思い通りに動かす事が出来る心理を紹介していきたいと思います。

 

ラベリング理論とは?

ハワード・ベッカーにより唱えられ理論で、

簡単に言うと人は、他者からラベルを貼られると、

そのラベルの通りの人物になっていくと言う理論です。

 

ベッカーに言わせると

 

「不良を生み出すのは、本人ではなくその人にラベルを貼った他者である。」

 

 

例えば、「金髪にするのは、不良だ。」と言う固定概念があり、

真面目な子が金髪にしたとします。それまで、真面目で通っていましたが、

当然、人々の反応は変わっていきます。

他者は、彼は不良であるとラベリングし、

電車での反応、買い物での反応、寄ってくる人物の変化。

など真面目な彼に苦痛を与えたます。

その結果、彼は、攻撃的になり、本当に不良となっていきました。

 

スタンフォード監獄実験

この実験は、大変有名であり、映画の「es」でも題材として使われている。

心理学者、フィリップ・ジンバルドーにより行われた実験である。

 

舞台は、刑務所で、広告により無造作に集められた21人を、

11人を看守役。10人を受刑者役に分けこの与えられた特殊な肩書きにより

人間はどのように変化して行くのかを観察した研究で、

結果は、看守役はより看守らしく、受刑者はより受刑者らしくなっていった。

 

 

驚く事に、看守役は指示をしていないのにも関わらず、受刑者に体罰を与えはじめ

受刑者に対して、素手でトイレ掃除や靴磨きをさせるなど侮辱する行動はエスカレートしていった。

その結果、禁止していた暴力にまで発展した。

実験を続けたいジンバルドーだったが、

危険な状況だと判断した牧師や家族により中止を訴えられ6日間で実験は終了した。

 

参考文書:Wikipedia

ピグマリオン効果とは?

ロバート・ローゼンタールにより唱えられた理論で、

簡単に言うと、人間は、他者の期待されるとその期待通りの結果を出す傾向がある。

と言う理論です。「教育期待効果」や「ローゼンタール効果」とも呼ばれる。

 

実験内容1

 

サンフランシスコの小学校で特別なテストをして、

今後、成績が伸びる生徒を割り出し、担任にその子達を教えます。

担任には、成績が上がる子を教えましたが、実は、特別なテストと言うのは嘘で

担任に教えた子達は、無造作に選んだ子供たちだった。

ですが、8ヶ月にテストをしてみると、成績が上がるとされた子供達は実際に成績が上がったのだ。

 

参考文書:Wikipedia

 

実験内容2

AクラスとBクラスに分け

Aクラスの教師には、「違う!そうじゃない、間違っている!!」と叱責してもらい。

Bクラスの教師には、「このクラスは、立派でよく出来ているね」と褒める指導をした結果。

Aクラスの成績は低下し、欠席者や遅刻者が増えた。

逆に、Bクラスは、成績がアップし欠席者も殆どいなかった。

 

人を動かすには

ラベリング効果とピグマリオン効果について上記で説明しましたが、

では、この心理をどのように生かし使って行くか??

この心理は、様々な事に利用でき、利用の仕方次第では悪用もできるので、

十分気をつけてください。

 

ビジネスにおける利用

仕事が出来ない人に対して、「仕事が出来ないね」なんて

ラベルを貼ってしまうと、その人は本当に仕事が出来なくなってしまうでしょう。

モチベーションは下がり、自分は仕事が出来ないお荷物なんだと自分自身で暗示をかけてしまいます。

なので、決してその様な言葉は伝えないべきです。

 

出来ない奴と決めつけるのではなく、ちゃんと観察し、まずは、期待してみましょう。

そして、出来る事は伸ばし、出来ない事は出来る様に言葉を掛けて行くのです。

 

例1

資料のまとめを任せたとします。その出来が普通であっても

「君の作った資料は、見やすいよ。」と言葉をかけると

自分は、資料をまとめるのが上手いんだと勝手に思い、次の資料作りのモチベーションも上がり

更に、見やすい資料をあげて来るでしょう。

 

例2

お店のトイレに「いつも綺麗にご利用頂きありがとうございます」

なんて書いた紙を見た事はないだろうか?

これも、立派なラベリング効果でこちらを応用すると

掃除をまともにしない部下に「あれ?机綺麗になったね。いつも掃除してくれてありがとう。」

と言っとけば、いつも綺麗に掃除してくれる人と言うラベルを貼る事が出来るだろう。

 

 

その他、相手に望むイメージのラベルを貼って、相手の意識に暗示を掛け

少しずつ、操作して行きましょう。

 

もちろん、実践する際は、むやみにラベルを貼りすぎると逆効果ですし、

本人が出来る範囲でのラベルを貼りましょう。

あまりにかけ離れた期待とラベルを貼ると負担になり部下を潰しかねません。

 

子育てにおける利用

よく電車やスーパー生活のあらゆる場面で

母親が子供に向かって「静かにして!!怒るわよ!!」

「好き嫌いしちゃだめ!!全部食べなさい!!」なんて言葉を耳にする。

これでは、子供は泣くばかり。

内容は同じでも言葉を変えて言ってあげて欲しい。

 

まず、子供だからと言って叱って黙らせる方法は間違いである。

感情のまま怒っても子供からしたら何故ダメなのか?が分からない。

その何故?を解決した上で

 

「静かにして!!怒るわよ!!」ではなく

「電車には、沢山人がいるから走ったら危ないんだよ。◯◯君は賢いから分かるよね?」とか

 

「好き嫌いしちゃダメ!全部食べなさい!!」ではなく

「前より人参食べれたじゃん!ママも作った甲斐があるよ!!」とか

ご飯を残したら、大好きなママが悲しむ。を植えつけて

更に、嫌いな人参を食べたらママが褒めてくれるし喜ぶから自分も嬉しいに持って行くのだ。

 

 

大事な事は

ビジネスや子育てにも応用出来る。

ラベリング効果やピグマリオン効果を今回紹介したが、

この心理は、至って簡単な仕組みである。

 

人は、否定されるとモチベーションは下がり。

期待されると答えようと頑張り成長出来る生き物なのだ。

 

そして、マイナスイメージの言葉をかけるとマイナスに

プラスのイメージの言葉をかけるとプラスに作用される。

 

 

自分の部下や自分の子供に対して、

苦労し、面倒臭いと思う事も多々あるだろう。

 

だが、そこで折れずにその人物に期待し

行動1つ1つ成果1つ1つに対して発言出来きるだけの

人間に自分も成長しなければならないのだ。

 

出来ない部下を持ったなんて言うより

「出来ない部下なんてこの世に居ない。俺なら変えれる」と言える上司の方がカッコイイ。

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